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マリノスvsアントラーズの試合を観てきました。ザーゴ監督の手腕、マリノスの課題。







横浜Fマリノスのホームでの鹿島アントラーズ戦。
絶好調とは言わないまでも、好調の2チームの戦い。

過去の対戦戦績を見ると鹿島アントラーズが勝ち越している。
昨シーズンの順位は横浜Fマリノス1位、鹿島アントラーズ3位といった好カードの戦いだ。

前半は、横浜Fマリノスペースと言っていいだろう。
しっかりとパスを回し前線までボールを運び最後はシュートで終われていた。
その中で、左サイドの小池・エリキの崩しからのセンタリングを、右サイドの水沼がゴール(先制)した。
その後も強力な前線で幾度となくチャンスを作り、ジュニオールサントスとエリキで強引に中央を突破して追加点を取った。
そのまま、横浜Fマリノスペースで行くのかとおもった。

が、、、劣勢な立場に置かれても一矢報いるのが鹿島アントラーズ。
前半39分に、土居聖真からのボールを、裏に抜け出した上田綺世がきれいなトラップからのきれいなシュートを決め、1点差に詰め寄った。

後半は終始鹿島アントラーズペースであった。
1点差で守り切りたい思いもあったのか横浜Fマリノスの押上がほぼなかった。
いや、鹿島アントラーズの作戦だったのかもしれない。
前線のプレッシャーに人数をかけて、横浜Fマリノスにロングボールを蹴らせる。そして、ロングボールが収まってない間に中盤の選手が戻ることを徹底していた。
この作戦が見事にはまり、横浜Fマリノスの前線に良い形でボールが収まっているシーンがほぼなかった。
攻勢に出ていた鹿島アントラーズは、後半2点を取って逆転した。
2-3で鹿島アントラーズが勝利した。

 

見えてきた横浜Fマリノスの課題

横浜Fマリノスの外国人はすごくレベルが高く、賢いプレーヤーが多い。
今日の後半は、良い状態で前線の外国人選手にボールが渡ることがほぼなかった。
ボールが来なければ、前線の外国人選手もどうしようもない。
特に気になったのが、ボランチ含め、守備陣からなかなか前にボールを刺せていなかった。
マルコスジュニオールも要所要所でイライラを隠し切れなかった。
しかも、ディフェンス・ボランチでボールを運べればよいのだが、前線の選手にボールが渡る前に取られてしまうことが多かった。

ただ、、、マルコスジュニオール、ジュニオールサントス、エリキにボールが渡ると必ずシュートで終わり、且つビッグチャンスを作っていた。

今のマリノスをより強くするにはボランチの選手がカギとなるだろう。
人数をかけてプレッシャーをかけられた時に、どうやって前線に良い状態で納めさせるのか。
また、全体を見て、ボールをどこにつけるのが良いのか。




この辺のコントロールがゲーム中にできるようになると、より横浜Fマリノスは良くなると思う。