U22アジア選手権を、オリンピックyearの2020年1月に戦った。

この大会はオリンピック出場をかけた試合となるが、日本は開催国で出場権を持っている。

その中で試合をするのは、他の国とモチベーションが違うのかもしれない。

ただ、逆に言うとチャレンジングなプレーができるのではというメリットもあったはずだ。
結果は２敗１分

ここ十数年アジアの大会で１勝もできないのは記憶にない。

３戦とも勝ちたいという意欲が選手から伝わってこない試合展開だった。

強いて言うなら、予選突破を逃した最後のカタールの試合だけ一人退場の中、選手たちが戦っていた印象。

日本代表の試合を見ても、森保監督のサッカーは個の力に依存しているサッカーをしている。

前線にドリブルができる選手をおいて、ゴリゴリ攻撃をしていくというスタイルだ。

これをU22-日本代表も同じ戦術で試合をしようとしている。

個で相手ディフェンスを破壊できるまでの選手がいない中、攻撃の戦術が全くないように感じる。

カタール戦も、「ツーシャドウでセンターフォワードの小川が落ちてきているのに、その裏のスペースを狙わず、足もとでボールをもらってドリブルをし始める」

「シンプルにボールを出せるのにボールを捏ねて受け手とタイミングが合わない」

「ワンタッチパスがない」などなど

見ている人たちも歯がゆい試合内容であった。

正直、今回のメンバーで東京オリンピックを戦えると思えない。

海外主力選手の久保、堂安、富安、板倉が加入し、オーバーエージ枠を取ればチームは今より一段と直なるはずだ。

今回戦った選手たちを断ち切るための大会になってしまった。

ただ、選手たちだけが悪いとは思えない。

勝てない総責任者は監督だ。

森保監督の進退も感がなければならないのかも。

ロシアのワールドカップも、直前にハリルから西野監督に変えて結果を出した。

このオリンピック直前に監督を交代することを考えると、日本人選手を知っている日本人監督。

そして、オリンピックを経験している監督が良いのかと。

そうするとおのずと候補監督は下記の二人にしぼられているのかと・・・。
関塚監督（ロンドンオリンピック　ベスト４）
手倉森監督（リオデジャネイロオリンピック　予選敗退だが、1勝1敗1分）

上記の二人くらいが候補になるのかな。

このままの状況で東京オリンピックに出場すると言われても、納得できないのが現状だ。

ラグビーに押されないようにあサッカー界も頑張ってほしい。