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静岡学園高校 優勝!!静岡学園の凄さ・個人技について
静岡学園が第98回全国高校サッカー選手権大会を優勝した。
静岡の高校が優勝するのは24年ぶり!!
僕も静岡出身で、静岡学園に憧れ、行こうか悩んだ。。。
個人技を極めるサッカーは魅力的で、高校サッカーでは珍しい個人技を生かしたプレーをスタイルとする。
普通の高校だとチームが勝つために戦術重視。
シンプルにボールを蹴って前線が体を張る・相手に走り勝つサッカー・守備を固めてカウンターサッカーと戦術に向けて練習に取り組む高校が多い。
その中でも、静岡学園は個人技を活かしたサッカーを基盤としている。
噂だと、、、小出監督が「100万回ボールを触れ」と言い、朝練はリフティング・基本練習のみと聞く。
試合内容を見てみると後ろの選手から前線の選手までボールを扱う技術が優れている。というか、自信がある。
だからこそ、静岡学園のサッカーは見ている人たちを魅了する。
ただ、決勝で厳しい試合になる雰囲気は準決勝から漂っていた。
八坂中央高校のドン引きディフェンスに20本以上のシュートを打って最後の最後にPKを獲得し「1-0」で勝利を収めた。
この時の印象は、一つ一つのプレーを、よく言うと「遊び心がある」悪く言うと「難しく」していた。
サイドをシンプルに使って、ペナルティエリアの人数をかければ、もっとゴールに近いところでシュートが打てたと思う。
ペナルティエリアを囲むようにポジショニングし、団子状態の八坂中央のDFに対して中央突破を仕掛けていった。
最後の最後に点が取れたからよかったのだが・・・。
決勝戦も相変わらずの中央突破(笑)。
ただ、青森山田は個人レベルが高く、ペナルティエリアの侵入を許さなかった。
逆に、青森山田はシンプルに攻撃し、チャンスを作り、2点先取した。
攻撃のスピード、セットプレー、ロングスローと確実に使える武器がある青森山田はシンプルなプレーが多かった。
ただただ、、、!!
静岡学園は自分たちのプレーを貫いて相手ゴールに迫っていった。
後半は防戦一方!!
静岡学園の攻撃はすさまじかった。
ボールを持つ選手が必ず相手に向かってつっかける。
青森山田の守備を混乱させていった。
2点先取されたが、3点取り返す攻撃力半端ない!!とはいえ、2得点はセットプレー(笑)
見ていて本当に楽しいサッカーをしてくれるし、選手が伸びている。
現に、大島僚太は静岡学園出身で、相手の意表を突くサッカーが魅力的であり、静岡学園のサッカーからの礎である。
きっとこの試合を見た中学生は静岡学園に行きたいと思うだろう。
特に、サッカースタイルに特徴がある高校は珍しいので。
面白いサッカーをありがとう!!
サッカー王国復活!!!!